ここ最近、多く感じるご相談内容が、任意売却や競売後の住宅ローン問題です。
たびたび、住宅ローンも債務問題として解決すべきとご説明していますが、どうも不動産問題(売却されると問題解決)と安易に考え、売却後に住宅ローンの残債請求(裁判)をされ、対処に困ってのご相談です。
住宅ローンの返済困難の場合、大抵は数百万以上の残債が残ります。
新たな家に住み、家賃の支払い等を行えば、とてもじゃないですが、住宅ローンの残債など払えるケースはありません。
また、住宅ローンそのものではない為、利息(延滞利息含む)も2−4%では済まず、10%以上になる事もあります。
どう考えても、完済できるとは思えません。
サラ金(消費者金融)やクレジット会社(信販会社)の返済が困難になった時と同様に、住宅ローンの返済も遅れるようになれば、早めのご相談にお越し下さい。
状況によっては、住宅を残せるケースもある為、追い詰められる前の行動が大切です。