2016年04月01日

過払い金は簡単に戻りませんよ。

過払い金は簡単に戻りませんよ。
「最近は、完済された金融機関に対して、過払い金請求を積極的に行う方も多くなってきましたが、年々返還してもらうのが、難しくなっています

http://tajyuusaim.ojaru.jp/column/not_easy.html
ラベル:過払い金
posted by もっちー at 05:34| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

借金は減らせます!!グレーゾーン金利(7)

前回の説明でお話したとおり、長期間に渡って支払を続けていた場合は、借金が減ったり、払いすぎていたりなんかする訳です。
このことに気づかずに自己破産手続をしてしまうことは実際によくあるんです。自分自身で手続する場合は特に気を付けてください。
利息制限法に引き直せば破産する必要が無かったり、払い過ぎていたときは「不当利得返還請求」なんて言う裁判でお金を取り戻すことも可能なんです。
また、一部の弁護士や司法書士の中には、これをまったく考慮しないで直ぐに「自己破産」と言うスタイルで業務をしている先生も残念ながら存在します。慎重に専門家を探す必要があるでしょう。
ちなみに東京では、過払い金が発生しているにも拘らず、これを見逃して自己破産を勧めたため司法書士が訴えられた事件が起こってます。
これまでお話したことをしっかりと知識として持っていればこんなことにならないと思います。
posted by もっちー at 23:26| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月25日

借金は減らせます!!グレーゾーン金利(6)

☆グレーゾーン金利の意味わかりましたか?

おさらいはこちら→グレーゾーン金利

消費者金融は、グレーゾーン金利で利息を取っている訳ですから、多重債務になって返済に行き詰まり債務整理しましょう!となると、短期借入の場合は借入残額が減額され、長期の場合は過払金(払いすぎ)が発生します。これにより逆に消費者金融に対して、これまで返済した部分を取り戻すことが出来きます。

では、どのぐらいの期間返済していれば過払いが発生するのでしょう?

実際の計算はかなりややこしいのですが、たとえば50万円を利率29.2%で借り入れて、毎月1万5000円づつ約定通り返済していくと、3年と11ヶ月で過払いが発生します。そしてそのまま約定通り支払い続けると、5年と10ヶ月で完済しますが、この時点で過払金は30万を超えることになります。
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posted by もっちー at 23:51| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

借金は減らせます!!グレーゾーン金利(5)

★なぜグレーゾーンができたのか

出資法という法律が制定されるまでは、利息制限法が唯一の金利規正法でした。
今までお話したように利息制限法には刑事罰がありません。罰が無いということは、まったくヤリタイ放題だった訳です。そんな状況で「ヤミ利殖機関」が社会問題となった為、出資法が急遽制定されることになりました。その時、当時の現状として利息制限法を守って営業を継続できる資金業者は皆無でした。これをすべて違法として取り締まってしまうと、社会の資金需要にこたえられる業者がなくなり、かえって「ヤミ金融」がはびこる事となるのではないかと考えられました。そこで、当時の社会情勢を考えた上で、きわめて悪質であると考えられた年利109.5%以上は厳しく取り締まるという方針にしたものと思われます。ところが立法の段階では、悪質なヤミ金融を取り締まることのみに目を奪われたため、グレーゾーン内の貸金実務や裁判実務まではアヤフヤのまま考慮されなかったのです。

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posted by もっちー at 04:14| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

借金は減らせます!!グレーゾーン金利(4)

●グレーゾーン金利をホワイトゾーンにする貸金業法43条

前章で触れた金融業者の行為を適正に指導するための規制法である貸金業法には、グレーゾーン金利であっても、金融業者が適法に利息を受け取る事を可能にする規定43条があります。
たしかに43条には、この法律が要求する条件(契約書面交付や受領書交付など厳格な要件)を備えている場合は、貸金業者が利息制限法の制限金利を超える部分の弁済を利息として受けることが出来るとあります。利息の基本法である利息制限法に「特別法」である貸金業法が条件を備えていれば優先され、適正な利息と「みなす」と言うことです。これを「みなし弁済」と呼びます。利息の引き直しは絶対的ではないのです。

しかし、実際には貸金業法が要求する要件(ここでは詳しく述べませんが)厳格で通常、金融業者はこの要件を備えていないことが実情です。実際に簡易裁判所で、特定調停を行ってもみなし弁済が考慮できる債権はほんの僅かで、多くの事件を効率よく処理しなければならないという事情もあり、実際にはみなし弁済はまったく考慮されないという運用がなされているようです。ご安心あれ!!

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posted by もっちー at 02:32| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月18日

借金は減らせます!!グレーゾーン金利(3)

これまでの話で、グレーゾーン金利と言うものをチョコッとだけ分かってもらえたと思います。つまり債務整理をする場合は借入当初に遡って差額分の利息を元本に組み入れて計算しなおすとグン〜と借入額が減らせたり、借入年数が長ければゼロになったり、払い過ぎて逆に過払の返還請求なんて場合もあります。逆に金融業者が『カネ払えぃ〜』と支払督促手続とか訴訟をされる場合は金融業者もチャッカリと訴状に「貸付利息29.2%のところ15%に減縮します」と書いてきます。

でも!実はもう一つややこしい法律があって、この違法なグレーゾーン金利を合法にしようとする『みなし弁済』って言うのもあるんですよ!!
次回は『みなし弁済』についてお話しようと思います。
posted by もっちー at 04:05| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

借金は減らせます!!グレーゾーン金利(2)

なぜ、クレーゾーン金利なのか?

利息の上限を定めた法律の相反する二重構造にあります。一つは前回説明した利息制限法です。もう一つは「出資法」という法律です。現在この法律で金融業者がとってよい利率の上限は年利29.2%です。(うるう年は29.28%です)
「利息制限法」と「出資法」どちらも上限利率を超えると違法になる・・・・・一体どこが違うのか??
答えは「出資法」だけに罰則規定があるのです。(三年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金) 金融業者は利息制限法には違反していても何のお咎めが無いのです。

つまり利息制限法を守っている場合は、当然出資法も守っている訳ですから、金利制限の法律になんら違反していません。この状態を「ホワイト」であるとすれば、利息制限法だけでなく出資法にも違反しているばあいを「ブラック」と言えるでしょう。そして利息制限法には違反しているが出資法に違反していないという中間領域は、「グレー」であると言うことです。この金利帯を「グレーゾーン金利」と呼びます。

      詳しい説明図はここ


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posted by もっちー at 17:25| 大阪 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月15日

借金は減らせます!!グレーゾーン金利

利息制限法という法律で、利息の上限が決まっています。この利息上限を超える部分については無効となり、この部分利息を支払う必要はありません。既に支払った利息については元本に組み入れて計算しなおすと、借金はグン〜と減額できるのです。
利息制限法では、借入金が10万円未満の場合は年20%、10万円以上100万円未満の場合には18%、100万円以上の場合には年15%と上限を定めています。ただし遅延損害金としこの利息の1.46倍まで認められています。

借金は減らせます!!グレーゾーン金利(2)へつづく
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posted by もっちー at 19:52| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 借金は減らせます!!グレーゾーン金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする