2005年10月28日

画期的な判決!なのかな?

消費者金融業者の融資利率は、通常25%〜29.2%という金利で貸付が行なわれています。
しかしこれは、貸付利率の上限を定めた「利息制限法」を超える利息であることは、既に多くの皆さんが知ってらっしゃると思います。
解らない方は「借金は減らせます!!グレーゾーン金利」「現在の利息法制」をご覧下さい。

弁護士が介在する「任意整理」の現場では、利息制限法上限金利への引き直し計算を行ないます。
この利息制限法への金利の引き直しは既に一般化され、メジャーな解決案になっています。

引き直し計算を行なうため貸金業者に対して「取引履歴の開示」を請求する必要があるのですが、業者の中には、全ての取引履歴を出さない業者や途中までの取引を端折って提出する業者も結構あるようです。

取引履歴が出てこない場合は正確に計算することが出来なかったり、中には過払請求の可能性が有るにも拘らず、交渉や手続きが進まないことも起こっくるのです。

貸金業法や金融庁の事務ガイドラインで、業者が履歴開示することを定めてはいましたが、開示義務の定めではなく、行政上の監督に関する方針であるなどの論点や解釈の違いにより、開示を拒否する訳です。

なんだかんだ言ってますが、本音は貸付額を減額されたり、過払い請求されるのが嫌やなだけなのでしょうが・・・・・・・。


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債務者が契約書や何らかの明細書類を残しているならなんとかなりますが、「家族に知られたくない」等の心理が働き、あまり残している方かいらっしゃらないのが現状です。

途中からの取引履歴しか提出してこない業者に対して、弁護士は業者に対して、「もっと以前から取引があるはずだ」と、さも手元に契約書や明細が残っているかのように「カマ」をかけて交渉している姿を見受けることがあります。
債務整理の現場では、本当に苦労されておられます。

最近、「人気blogランキング」で人気急上昇中の「いちご綜合法律事務所」さんのブログに気になる記事がありました。

金融業者に取引履歴の開示義務を認めた平成17年7月19日の最高裁判例の要旨です。
ぜんぜん知りませんでしたが、実際に最高裁の判例を見てみるとこのようになってました。

つまり、取引履歴開示は「義務」で、この義務を守らないと、慰謝料(損害賠償義務の発生)も認める判例が出たと言うことです。

今後の債務整理の現場が一変するような内容ではありますが、この判決が出て早3ヶ月を過ぎているのにも拘らず、何か変わったような気がしません。
知り合いの弁護士は、あいも変わらず同じような交渉をしておられます。

ぜんぜん話題にもなってない様な感じがします。

これを機会に貸金業法および事務ガイドラインの見直しや罰則規定をしっかり法制化していくことが望まれるのではないでしょうか。


posted by もっちー at 22:31| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 画期的な判決!なのかな? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もっちーさん、こんにちは。

ガイドラインは10/14に一部改正されて、
11/14から施行予定です。
開示義務については明確に義務付けされましたので、
開示に対して非協力な業者には、
財務局や知事によって行政指導がされる様になるでしょう。
また、「帳簿を処分している」との主張に対しても、
監督権限を以ってすれば、
本当に処分しているのか、
コンピューターのログを調査する事も可能でしょう。
あとは、監督官庁がどこまで動くか、
監督官庁をどこまで動かすか、
が課題になるでしょうね。
でも、その前に債務者自身が
本当の意味で自分の借金体質を反省するのが
一番大事ではあるんですけどね。
破産したら、ブラックは何年で消えますか?
などの相談をする多重債務者がいる以上、
制度の問題よりも、
債務者の心の問題の方が大きい様に感じます。
相談に乗っていると、
答えるのがバカバカしくなる人、
一杯いるでしょう?(笑)
Posted by at 2005年10月30日 12:46
  鬼様へ
いつもいつも教えていただき、ありがとうございます。私は、疑問に思うと直ぐに問いかけてしまい・・お恥ずかしいです。日々、勉強しているつもりですが、なかなか情報についていけず・・!が、頑張っていきますので、これからも宜しくお願いします。
ちなみに、相談者の方って、ほんとに色々いらっしゃいますよね。気苦労が絶えないかな??
Posted by もっちー at 2005年10月30日 14:40
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