前回の説明でお話したとおり、長期間に渡って支払を続けていた場合は、借金が減ったり、払いすぎていたりなんかする訳です。
このことに気づかずに自己破産手続をしてしまうことは実際によくあるんです。自分自身で手続する場合は特に気を付けてください。
利息制限法に引き直せば破産する必要が無かったり、払い過ぎていたときは「不当利得返還請求」なんて言う裁判でお金を取り戻すことも可能なんです。
また、一部の弁護士や司法書士の中には、これをまったく考慮しないで直ぐに「自己破産」と言うスタイルで業務をしている先生も残念ながら存在します。慎重に専門家を探す必要があるでしょう。
ちなみに東京では、過払い金が発生しているにも拘らず、これを見逃して自己破産を勧めたため司法書士が訴えられた事件が起こってます。
これまでお話したことをしっかりと知識として持っていればこんなことにならないと思います。
2005年08月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック



