ヤミ金融被害対策埼玉弁護団とヤミ金の被害者救済活動をしている「夜明けの会」、NPO「さやま・あすなろ会」は二十日、出資法違反や詐欺などの容疑で、約五千百五十件のヤミ金融と振り込め詐欺被害を県警に一斉告発した。
今年二回目となる一斉告発は、七月から十一月までに夜明けの会や被害対策弁護団などに寄せられた違法高金利や振り込め詐欺の被害を集めたもの。被害者は三百五十二人に上る。
取り立ての被害は依然として深刻で、県内に住む中学校教諭の男性(43)は、勤務先の学校にまで取り立てが及び、学校用具や弁当が注文していないのに届くなどの嫌がらせが相次いでいるという。
告発した延べ約二千三百二十業者のうち、六割が「090金融」と呼ばれる、携帯電話を使った無登録業者。被害対策埼玉弁護団の小林哲彦弁護士は「090金融は特定するのが難しく、手を焼く業者が増えてきている」と話している。
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